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軟部肉腫

軟部肉腫について説明しています。

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カポジ肉腫


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「カポジ肉腫」はウイルスによって引き起こされる肉腫です。
 
このカポジ肉腫はハンガリーの医師が1872年に皮膚病変肉腫として初めて報告しました。
 
特定の人にしかできない肉腫だとされ、
主にイタリア・ユダヤ・東ヨーロッパなどの系統の高齢の男性に発生し、
痛みは無く、この肉腫で死亡する事はなかなかありません。
なので、あまり注目される事はありませんでした。
 
しかし、1994年にAIDS患者から発症が報告されて以来、
AIDS関連型カポジ肉腫と、古典型カポジ肉腫として区別されるようになりました。
 
原因は免疫低下した血管内皮細胞に、ヘルペスウイルスが感染し発ガンさせることで発症します。
 
古典型カポジ肉腫の症状は、爪先や足を中心に紫色や茶色の斑点ができ、皮膚表面がただれて出血しやすくなる。
潰瘍化する事もある。この場合は転移の心配がほとんどない。
ただし、AIDS関連型カポジ肉腫は、悪性化しやすい。
斑点は古典型と違って全身のどこでも出来て、口の中・内臓にも発症。
それらは数ヶ月以内で広がる。消化管に発症したら下痢と出血も起こる。
 
治療としては、腫瘍が皮膚上に少数であったなら、手術か液体窒素での凍結治療で除去します。
多数の場合は放射線療法を行う事もあります。
悪性のカポジ肉腫患者で免疫が正常な患者さんはインターフェロンの投与や化学療法も行う事があります。
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