類上皮肉腫
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軟部肉腫のうちの1つである「類上皮肉腫」は、
発生起源は不明とされています。
好発部位は上肢と下肢、前腕や体幹部にも見られます。
腱鞘に沿うように皮下に広がろ潰瘍を伴うのも特徴です。
他にも類上皮肉腫の特徴として挙げられるのが、軟部肉腫は肺への転移が多く見られる病気ですが、
この類上皮肉腫はリンパ節転移が多いという事です。
もちろん、肺転移が無いわけではないので注意も必要です。
更に、リンパ節だけでなく、頭皮や皮膚への転移も例として見られます。
治療も他の軟部肉腫と少し違う特徴があります。
それは出来るだけ部位を残し治療する広範囲切除が主流なのですが、
この類上皮肉腫は、転移の予防として最初から体の部位の一部を切断して治療する事も少なくなく、
その方法が有効だと考えられているのです。
ただし、広範囲切除を行わないわけでもなく、驚くことに自然消退例の例もあるので、
早期発見がポイントになります。
リンパ節郭清を加えたり、放射線治療や化学療法も有効なので、
医師に相談してみるのもいいかもしれません。
類上皮肉腫の腫瘍の特徴としては、
灰白色で硬い瘢痕状の腫瘍である事、そして中心部には壊死が確認できます。
発生は若年成人に多く、稀に小児にも発生します。
経過は長くゆったりした進行具合で、再発の可能性も高いので、
早めに医療機関での診察を受ける事をお勧めします。
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