軟部肉腫の画像検査
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軟部肉腫では様々な検査が行われますが、
どの種類の検査でも出てくるのが「画像検査」です。
では画像検査というのはどういうものがあるのでしょうか?
一番よく出てくるのが「CT」です。
この検査はX線を使った検査で、体の横断像を確認する事ができます。
造影剤を使用して検査を行い、これにより3次元的に病巣を確認する事ができるのです。
腫瘍内の悪性細胞の壊死、血管の分布、腫瘍と血管の関係性などを見ることができるのです。
「MRI」もよく使用される検査の1つです。
MRIとは、体に強力な磁場をかけることで、
磁石の力を使い、水素原子を発生させ電磁信号を出します。
その信号を感知し画像に映し出す検査で、組織内の水分の量で電磁信号に違いを出し、組織の種類を判別できます。
これもCT同様、造影剤を使用して、
T1(腫瘍径が5cm以下)、T2(腫瘍径が5cm以上)という異なった条件で、
撮影して確認する事が重要です。
危険性もあり、検査目的だけでは使われる事は少なくなりましたが、
「血管造影」という方法もあります。これは血管に造影剤を注入し、腫瘍部の血管を調べる事ができます。
血管の状況を調べたい場合は、最近ではMRI検査で血管のみを描出する事もできるので、
そちらを選択する事がほとんどになりました。
ただし、治療に利用される事はあり、
腫瘍の血管に抗がん剤を直接注入したりする場合に使われます。
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